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かみ合わせ情報室

治療

青木歯科20221028撮影 (28)

治療を受けるにあたって

Gnathological Orthodontics and Occlusion Medicine


「かみ合わせの治療」歯科医院では頻繁にこの言葉を使います。

しかし私たちにとって「かみ合わせ」を治すということは大変なことですので、とても重たい響きを持つ言葉です。


小さな虫歯の治療でも、歯周病でぐらつく歯を削ることも、大がかりな矯正治療も義歯やインプラントもその全てがかみ合わせの治療を含みます。

歯科医が勉強しているかみ合わせ(咬合)の考え方では、健康な人のかみ合わせも入れ歯の人のかみ合わせも矯正したあとに作られるかみ合わせも、すべて基本的なルールは同じであると考えています。


私たち歯科医はどんな状況のかみ合わせでも、きちんとした「咬合診断」を行い、その人ごとの「咬合設計」をしたうえで治療をすすめるべきだと考えています。

ただ普通に歯型を取って歯を作っただけではその人の「ずれたかみ合わせ」を治すことはできないのです。

是非きちんとした診断をしてから治していきたいものです。

矯正歯科治療を行うケース

矯正歯科治療は、歯並びやきれいな笑顔・素敵な横顔をつくるためだけではありません。

歯列を整え、しっかり噛めるようになってこそ本来の矯正歯科治療といえます。

顎関節症の症状(顎が痛い、口が開きづらい、関節の音が鳴る)がある場合などはなおさらです。

そのためには、現在の噛む力・方向・くせなどを診査・診断し把握した上で、正しいかみ合わせが行えるよう治療計画を立てることが重要です。

歯周病の治療を行うケース

歯周病治療とは、歯ブラシで歯の汚れを取り除いたり歯科衛生士が歯石を丹念に取り除くこと、さらには外科的な治療をすることも大切です。

しかし、治療の難しい歯周病患者さんの多くは、かみ合わせに問題があって特定の歯に必要以上の力が加わっていることが多いのです。

それが歯周病の治癒を妨げていると考えられるのです。

きちんとした歯周治療を行うと同時にかみ合わせの診断をした上で治療をすすめていくと、より効果的な治療が行えるといえます。

審美的な治療を行うケース

入れ歯・被せ物・詰め物を行う場合でも、その義歯の制作にあたって、かみ合わせを考えないといけません。

かみ合わせに問題があるのにそれを考慮しないでただ「審美的」に美しい物を入れても、長持ちしなかったり顎関節を痛めたりと、後のトラブル発生の原因になります。

噛む力やくせなどを考慮し、かみ合わせをよく考えて審美修復を行うことが大切です。また、具合が悪くて新しいものを作るときなどもかみ合わせを考慮することが重要です。

診査・診断を省いて歯を失った部分(壊れた部分)に以前あったと同じようなものを作って入れても、ふたたび同じように壊れてしまう可能性が高いのです。

永く機能する(予知性のある)治療をするためには、かみ合わせをきちんと考慮することが重要です。

当院で行っているかみ合わせの検査・診断はこちらです。